マインクラフト教育版元素化学理科学校

マイクラの元素とは?化学機能の使い方と作れるもの

マイクラの元素とは?化学機能の使い方と作れるもの

マイクラの「元素」は、教育版マインクラフト(Minecraft Education)の化学機能で使うアイテムです。 周期表の118元素を、陽子・中性子・電子の数を決めて自分で作れます。作った元素を組み合わせると化合物になり、化合物からは風船や花火のようなアイテムが作れます。

この記事は、理科やクラブ活動で使えるか考えている学校・教室の先生に向けて書いています。数字と仕様は、断りのない限り Minecraft Wiki の各ページによります。

118種
作れる元素
周期表の全元素。Minecraft Wiki
400以上
作れる安定同位体
同上
30以上
作れる化合物
同上

化学機能の4つの道具

化学機能は、4つのブロックでできています。

道具できること
元素コンストラクター陽子・中性子・電子の数を決めて、元素を作る
化合物クリエーター元素を組み合わせて、化合物を作る
ラボテーブル元素と化合物を入れて実験し、アイテムを作る
素材還元機ブロックを、それを作っている元素に分解する

順番に見ていきます。

元素コンストラクター:粒子の数から元素を作る

Minecraft Wiki の Element Constructor(外部サイト・新しいタブで開きます) によれば、陽子・中性子・電子の数をスライダーか数字の入力で決めると、その元素ができます。陽子の数を変えると別の元素になり、中性子の数を変えると同位体になります。「原子番号は陽子の数」という関係を、手を動かして確かめられます。

教育版限定の機能の一覧(外部サイト・新しいタブで開きます)には、周期表の118元素と、400以上の安定同位体を扱えると書かれています。

化合物クリエーター:元素を組み合わせる

Minecraft Wiki の Compound Creator(外部サイト・新しいタブで開きます) によれば、3×3のマスに元素を入れて化合物を作ります。30以上の化合物に対応しています。

並べ方の形は問われず、入れる元素の種類と数だけで決まります。また、ふつうの作業台と違って入れた元素は減りません。 試行錯誤しても材料が尽きないので、授業で使いやすい作りです。

ラボテーブル:化合物でアイテムを作る

Minecraft Wiki の Lab Table(外部サイト・新しいタブで開きます) によれば、1×9のマスに元素や化合物を入れて実験します。成功例として、次のような組み合わせが載っています。

入れるものできるもの
水×3、次亜塩素酸ナトリウム×3漂白剤
鉄、水、木炭、塩ヒートブロック
酢酸ナトリウム×4アイスボム
アンモニア、リン超肥料
せっけん、ヨウ化カリウム、過酸化水素象の歯みがき粉

組み合わせを間違えると、ランダムな演出のあとにゴミのアイテムができます。

素材還元機:ブロックを元素に分ける

Minecraft Wiki の Material Reducer(外部サイト・新しいタブで開きます) によれば、ブロックを入れると、そのブロックを作っている元素とその割合が出てきます。

たとえば水は水素と酸素に分かれ、Wiki はその結果を「H2O の化学式に近い」と説明しています。鉄は鉄だけになります。身の回りのものが元素でできていることを、ゲームの中で確かめる入口になります。

作れるアイテムの例

化合物とラボテーブルからは、ゲームの中で効果のあるアイテムが作れます。教育版限定の機能の一覧(外部サイト・新しいタブで開きます)から、授業で話題にしやすいものを挙げます。

アイテムゲームの中での効果
風船動物などにつけると浮き上がる
スパークラー(花火)火をつけると火花が出る。色が5色ある
グロースティック光る棒。ただし周りを照らす光は出さない
アイスボム投げると水を凍らせる
ヒートブロック光を出さずに雪や氷を溶かす
超肥料骨粉の強化版。植物がすぐ育つ
漂白剤白い染料の代わりになる
薬指定した効果を打ち消すポーション

💡現実の実験の代わりではありません

ゲームの中の反応は、現実の化学反応を単純にしたものです。燃焼や反応の速さ、危険性までは再現されません。現実の実験の前後に、仕組みを考えるきっかけとして使うのが向いています。

どの版で使えるか

版化学機能
Minecraft Education使える
統合版(通常版)設定を変えたワールドでのみ使える
Java 版Minecraft Wiki に記載なし

Minecraft Wiki(外部サイト・新しいタブで開きます) によれば、統合版では、ワールドの設定で「Minecraft Education features」(英語表記)を有効にすると使えます。いずれの版でも、道具はクリエイティブのインベントリから取り出すか、コマンドで渡します。サバイバルでは、コマンドを使わない限り手に入りません。

ただし、統合版で使えるのは化学の道具だけです。授業を進めるための教室モードや、クラス全員で同じワールドに入る仕組みは教育版にしかありません。違いの一覧は教育版と通常版の違いにまとめました。

授業での使いどころ

化学機能は、中学校の理科で習う内容と重なる部分があります。

単元の内容化学機能で触れられること
原子の構造陽子・中性子・電子の数を変えて元素を作る
元素記号と周期表118元素を作り、記号を確かめる
物質の成り立ち素材還元機で、ブロックを元素に分ける
化合物と化学式元素の種類と数を決めて化合物を作る

一方で、道具の使い方を覚えるだけで授業時間が終わってしまうこともあります。最初の授業では「水を素材還元機に入れて、出てきた元素から化合物を作り直す」のように、1つの流れに絞ると進めやすくなります。

元素記号を覚える入口に:周期表の対戦ワールド「元素クラッシュ」

化学機能の道具に入る前に、元素記号と周期表に慣れておくと授業が進めやすくなります。クラフトプラスの化学教材「元素クラッシュ」は、教室の壁いっぱいに周期表を元素ブロックで並べたワールドです(記事冒頭の画像)。

看板に出た元素の名前(「リチウム」など)を見て、周期表の中から当てはまるブロックを探して壊します。2人で対戦するときは、画面の右に残りのブロック数が出ます。名前と記号、周期表の位置を、遊びながら何度も行き来できます。

2人のプレイヤーが周期表の前で対戦している画面。壊されたブロックの跡が青い壁になっている

教育版を授業で使うときの教科ごとの例はマインクラフトを授業で使う、教育版そのものの料金や始め方はMinecraft Education(教育版マインクラフト)とはにまとめています。

まとめ

✅この記事の要点

①マイクラの元素は、教育版の化学機能で作るアイテム ②元素コンストラクターで118元素と400以上の安定同位体を作れる ③化合物クリエーターで30以上の化合物、ラボテーブルで風船などのアイテムが作れる ④素材還元機でブロックを元素に分けられる ⑤統合版でも設定を変えれば道具は使えるが、授業のための機能は教育版だけ

教育版で使える機能の全体は教育版と通常版の違い、導入で迷いやすい点は導入前の注意点7つをご覧ください。

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この記事を書いたのは 株式会社セカンドラボ(クラフトプラス編集部)です。

学習塾・学童・学校向けに、教育版マインクラフトを使った学習教材を提供しています。 記事の数字は公的統計・各社の公表資料など一次情報にあたって書き、出典へのリンクを本文に置いています。

※ 本記事の情報は2026年11月時点の内容です。正確性についてはできる限り配慮しておりますが、保証するものではありません。最新情報は各サービス提供元の公式サイトをご確認ください。

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